刹那さと虚しさと脱力感

この４月で、部下の一人が会社を去ることになった。
当初より、営業には向かないと言われ続け、しかし、「それでも何とか！」
と、がんばってきましたが、ついに彼が彼自身に見切りをつけた。

将来的には、父親の仕事を継ぐ意思もあるようなので、
ある意味早く切り替えたほうが良いのかもしれない、とも自分に言い聞かせるが、
それにしても虚しい・・・。

彼は、今から２年前、私の所属する営業所に配属され、なかなか仕事（営業）がうまく行かず、去年の７月から私のもと（チーム）に転属。
それから、はや９ヶ月・・・。
まずは、笑顔を取り戻すことから始め、お客様とのコミュニケーション手法等で一緒に悩み、プライベートでも一緒にサーフィンに行ったりと、かなりべったりと過ごしてきた。

それが、ここで辞められてしまうと・・・、
「一体、今までかけてきた期間・時間は何だったんだ～！」
との気持ちが湧き上がり、刹那さと虚しさを感じる。
そして、疲れとともに脱力感が襲ってきている。
何だか、私まで力が出ない状況・・・。

改めて、人との係わり、育成の難しさを実感した。

早く気持ちを切り替えて、私自身の目標・夢にまい進しよう！
と思う、今日この頃です。

コメント 1

はじめまして。
家づくり関係のＨＰを探していてたどり着きました。
だいぶ脱力しているようですが、その部下と過ごした時間が無駄だったか
どうかは･･･彼の今後の活躍に影響するのではないでしょうか。
今は理解できなくても、時がたって「あ！」と理解することって結構多いし。
またしんさん自身も、その部下と過ごした経験は必ず力となって戻ってくると思いますよ。
by 理想の上司です。 (2006-04-12 16:08)