ドアの裏にインターホン? [家づくり失敗例]
9年前にお引渡ししたお客様の話です。
土地探しからお手伝いし、また、敷地が若干三角形だった事もあり、打合せに打合せを重ね、こだわってプランづくりをしました。
工事も順調に進み上棟確認時での出来事です。
お客様から・・・、
『やっぱり、寝室のドアを外開きに変更したい!』
との要望がでました。
一般的に、個室のドアは内開きとしますが、ベットのことを考えると、危険を承知で外開きに変えたいとの事でした。
特にドアその物が変るわけではないので、割と気軽に応じ、それに併せて、スイッチやコンセントの位置も変更しました。
ところが、竣工し内覧をしている時、その変更したドアの裏手にインターホンが残されている事が発覚したのです。
上棟打合せ時に各業者さんに連絡し、変更に関わる所、全てを手配したつもりが、インターホンだけ抜けていました。
やむなくドア周りの石膏ボードとクロスをやり替え・・・、
工事中の変更は、思わぬ所まで影響してしまうものだと、強く、強く実感しました。トホホ・・・。
これ以降は、工事中の変更が無いように、隅々まで吟味し、仮に変更があっても、各業者さんを一同に集めて、すり合わせをするようになりました。
でも・・・、
なにより、曖昧にせず、しっかり決めてから着工するのが一番です!
今回で、「家づくり失敗例」も最終号です。
機会があれば、また新たな「一年企画・コラム」を書きたいと思います。
ご拝読ありがとうございます。
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