バルコニーとプランター? [家づくり失敗例]
6年前にお引渡ししたお客様の話です。
着工に向けて、実施設計を進めていた時、お客様から、子供部屋の窓にプランターをつけて欲しい!との要望が出ました。
理由を伺うと、布団を干したいから・・・、窓だと半分しか干せないので・・・、との事でしたので、比較的手すり高のあるプランターを探し、カタログでサイズを確認の上、決定しました。
工事も順調に進み、足場が外れた時です。
お客様がそのプランターを見るや否や・・・、
『プランターが付いていない!これじゃ布団が干せない!』
との大きな声!!
「えっ?どこからどうみてもプランターですが??」と我々。
実は、このお客様は、アルミや鉄製のブラケットバルコニーを『プランター』、建物と構造的に一体になっている躯体バルコニーを『バルコニー』だと思っていたのです。
ですから、当然「プランター」は身体ごと外に出られるものと思っていたのです・・・。
しかし、思い違いは大きなトラブルにもなりかねません。
この後は、一層、形状・材質・色等など・・・、とにかく行き違いが無い様、注意し計画を進めるようになりました。
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